人工歯

インプラントと歯列矯正の違いはどのような物がありますか?

インプラントという言葉が有名となってきている近年ですが、実際にその言葉がどのようなものかわからずにいるという人も少なくありません。
歯の治療には様々なものがあり、歯列矯正というものも存在しますが、この治療とインプラントとを混同してしまっている人も多いようです。
しかし、インプラントと歯列矯正と言ったらその治療の目的も、方法も全く異なっています。
ここでは、両者を比較してどのような違いがあるのかをお話していきたいと思います。

まず、歯列矯正についてですが、これは歯並びを改善させることを目的として行われる治療のことです。
どのような治療をしていくのかを簡単に説明すると、まず歯並びを改善する箇所の歯に、矯正のための装置を取り付けます。
すると、歯は装置によってかかる力によって、少しずつ位置を変えていきます。
その結果、歯の並びが綺麗になるように歯の形をずらせるため、歯並びの改善を行えるというわけですね。

次に、インプラント治療についてを見てみましょう。
これは何らかの理由で歯が失われてしまった場合に、そこに本物と同じような感覚で使える歯を埋め込むという治療のことをいいます。
つまり、失われた歯を人工的な技術によって復活させるための手術ということになりますね。
それまで失われた歯の代わりを作るための治療としては、入れ歯を使ったものしか手段がありませんでした。

しかし、このインプラント治療が生まれたことによってより選択肢の幅が広がったと言えるでしょう。
このように、歯科矯正治療とインプラント治療は、それぞれ全く異なる治療法となっています。
前者は歯並びを改善するために行われる治療であって、歯が失われてしまった時のものではありません。

反対に、後者は歯が失われてしまった場合の治療法であり、歯並びを矯正するためのものではないのです。
以上のことから、両者が全く違う治療法であるということがお分かりいただけたかと思います。
くれぐれも、治療の際にはお間違えのないようにしていきましょう。